NEWPORT JAZZ FESTIVAL in 斑尾2003
2003年8月1日、NEWPORT JAZZ FESTIVAL in 斑尾2003を観に行って来ました。
↑は、Ed Cherry Quartet(エド・チェリー・カルテット)です。
演奏は2部に分かれていて、お昼から夕方にかけては、「Jazz Picnic」夜の部は、「Night Session」になっています。 たまたまただ券が手に入って、私が行けたのはお昼の部の「Jazz Picnic」でした。
Jazz Picnicステージプログラム
11:00〜11:40 | Fried Pride | フライド・プライド | 11:50〜12:35 | Yosuke Onuma with urb | 小沼ようすけ ウィズ urb | 12:45〜13:35 | David Sanchez Quartet | ダヴィッド・サンチェス・カルテット | 13:45〜14:35 | The Bad Plus | ザ・バッド・プラス | 14:45〜15:30 | Ed Cherry Quartet | エド・チェリー・カルテット | 15:45〜16:35 | Candy Dulfer Band | キャンディー・ダルファー・バンド | ↑夜の部は聴いていないので、省略します。
当日は、朝の8時前に家を出たのですが、途中で渋滞に巻き込まれてしまい、 会場に着いたのは昼の12時半頃でした・・・。 それでも、聴いてみたかった「小沼ようすけ」にはラスト3曲だけ間に合ったので良かったです。 「小沼ようすけ」の演奏で最後の曲(だったかな?)が「渡辺香津美」の「トチカ」というアルバムに入っている曲に 似ていて、フュージョンが結構好きな私にとっては嬉しかったですね〜。
会場は「さすがは高原のスキー場」っという雰囲気で、芝生の上に寝っ転がってゆっくり聴ける環境でした。 暑い日差しの中で、たまに吹く風が涼しくて心地よかったですよ〜。 ただ、その心地よい風に騙されて気が付いたらしっかりと日焼けしていました・・・。
「小沼ようすけ」の後の2つのバンドの演奏は特に印象に残るものがなかったのですが、「ダヴィッド・サンチェス」は プエルトリコ出身と言うことで、ラテンジャズが聴けるのかな〜と期待していたのですが、 私の期待していたような雰囲気ではなかったのでちょっとがっかりでしたね。
「ザ・バッド・プラス」は、簡単な音楽を難解にするのが好きなようで(私が勝手にそう思ってる)、 少し聴いていて疲れてしまいましたね。 演奏自体は中々良いと思ったのですが、私の口に・・・いやいや、私の耳には合いませんでした。 彼らは「オーネット・コールマン」が好きなようで、その辺が少し影響しているのかなぁ〜とも思いました。
「エド・チェリー」は、あの「ディジー・ガレスピー」と共演の経験があると言うことで、期待していたのですが、 確かに、上手いです。上手いですよ。 でもね、そのアーティストとしての光と言うか、伝わって来るものが少なくてですね。 「あ〜、昔はもっと上手かったんだろうな〜」と、言うのが個人的な印象でした。 それでも、今回のJazzフェスでこれまで聴いた中では1番良かったと思います。
そして、JazzPicnicで最後に演奏した「キャンディー・ダルファー」。 彼女の曲をJazzと言うと「違う!」と、言う方も多いのではないだろうか。 確かに、私が聴いても「これはR&Bじゃないか?」と、思う所も多かったです。 しかし、良いんですよそんな事は。 聴いていて心地よければ、楽しく聴ければ、伝わって来るものがあれば良いんですよ。 彼女のサックス、彼女の歌声からは沢山のパワーを貰いました。 今回のJazzフェスで唯一「CD」買ってもいいなぁと思えるアーティストでした。 彼女はとてもノリが良くて、オーディエンスを楽しませる術をしっていますね。
↑は、Candy Dulfer Band (キャンディー・ダルファー・バンド)
っと、結構きびしい事を書いていますが、私は中々楽しんで来たんですよ。 だって、これだけの演奏を寝っ転がりながら聴けるって、すごく贅沢じゃないですか!? 贅沢を言えば、ビール片手に聴きたかったですが・・・。 飲酒運転は御法度ですからね。 いやはややっぱり、ライブって良いですよね〜。 皆さんも機会があったら、どんどんライブに行きましょう!
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