SUBARU Mt.Fuji JAZZ FESTIVAL'03

2003年8月23日、SUBARU Mt.Fuji JAZZ FESTIVAL'03を見て来ました。

 
左は、日野皓正クインテット(夕方) 右は、マーカスミラーです。

今回もたまたま手に入ったチケットで行ってきました。
お店にポスターを持ってくる方から頂いたチケットなんですが、何故か初日と2日目のチケットを1枚づつくれました。
2枚くれるのならどちらかの日を2枚くれれば良かったのに・・・。
などと、言っては罰が当たるのでこれ以上言いません(^^;

8月23日プログラム
13:00〜13:45クレモンティーヌwith押尾コータロー押尾コータロー(Gt)
Carlos Werneck(Ba)
Jorge Bezerra Junior(Per)
青柳誠(Key)
14:00〜15:30綾戸智絵meetsエル・ネグロ&ロビー綾戸智絵(Vo,P) Horacio "El Negro" Hernandez(Dr)
Robby Ameen(Dr) John Beasley(Org,P)
Carlitos del Puerto(Ba) Yosvany Terry(Sax)
Pedro Martinez(Per) Brian Lynch(Tp) 今出宏(Hrm)
15:45〜16:45日野皓正クインテット〜HERE WE GO AGAIN〜日野皓正(Tp) 多田誠司(As) 石井彰(P)
金澤英明(Ba) 藤山英一郎(Dr)
17:30〜18:30マーカス・ミラーSpecial Guests : TAKE 6 
  Lalah Hathaway(Vo)
  Kenny Garrett(Sax)
Band Dean Brown(Gt) Roger Byam(Sax)
  Bruce Flowers(Key) Omar Hakim(Dr)
  Micheal "Patches" Stewart(Tp)
18:45〜20:15ブレッカー・ブラザーズ・バンドMicheal Brecker(Sax) Randy Brecker(Tp)
Mitch Stein(Gt) Rodney Holmes(Dr)
David Kikosaki(P)

当日は11時頃に出発して、フジ・スピードウェイまではバイクで2時間程かかりました。
高速が渋滞している様子だったので、一般道で行ったら結構かかってしまいました。
今年は冷夏だったのにこういう時に限って真夏日・・・。
おかげさまで、会場に着く前から日焼けしてしまいましたよ。

私が到着してステージに着いた頃に丁度、クレモンティーヌが終わっていて、
押尾コータローさんの演奏から聴く事が出来ました。
彼の演奏はとっても多彩で、どちらかと言うとショウに近いものを感じましたね。
まさかMt.Fujiで「戦場のメリークリスマス」やら「与作」が聴けるとは思いませんでした。(^^;
ギター一本で結構楽しませて貰いましたよ。
リズム感がかなり良い方だなぁって印象が強かったですね。

 
左は、押尾コータロー 右はPedro Martinezです。

次に登場した、綾戸智絵さんとエル・ネグロ&ロビーは、
始めの20分ぐらいをエル・ネグロ&ロビーが行い、途中から綾戸智絵さんが出演する形でした。
このセッションで一番印象が強かったのは、パーカッションの「Pedro Martinez」ですね。
「すげぇ〜」って言葉が勝手に出てしまうぐらいの早さで叩いてました。
早いからと言ってリズムが狂うわけでもなく、抑揚のあるパーカッションには感動でしたよ。
綾戸智絵さんのスキャットにも驚かされました。
日本人でもあそこまで出来るもんなんだなぁ〜とつい感心してしまいましたね。
ただ、若干スキャットが多いので途中で飽きてしまう人もいるかと思います。
でも、あのいかにも「大阪のおばちゃん」(綾戸さんごめんなさい)って感じのキャラクターは面白いですよ。

太陽も少し雲に隠れた16時前に日野皓正クインテットが登場しました。
この時は、日本を代表するトランペッターの日野さんの演奏を生で聴けるとあって、少々興奮気味でした。
「あぁ〜JAZZだなぁ〜」そう思える演奏でしたよ。
心地よく聴き入ってしまい、気が付いたら終わってしまいました。

 
左は、日野皓正 右はマーカス・ミラーです。

45分の休憩を挟んで登場したのは、私の今回のお目当て、「マーカス・ミラー」です。
理屈抜きにカッコいいです!
テクニックには「さすが!」の一言でしたよ。
さらにゲストで登場した「Kenny Garrett」がまたカッコいい!
さすがはマイルスバンド出身と言える演奏でしたね。
そして、TAKE 6です。
あのゴスペル。あの声。最高でしたよ。
メンバー同士のスキャットの掛け合いは、会場じゅうが大うけでした。
なんだか、良い演奏って言うのは、ホントにあっと言う間に過ぎていくもので、
「もう終わり?」って思ってしまうほど時間が過ぎるのを早く感じました。

 
左は、Kenny Garrett 右は、Rodney Holmesです。

そして、初日のラストを飾るブレッカー・ブラザーズ・バンドの登場です。
さすがはブレッカー兄弟。年季が違いましたね。
これぞJAZZ!格の違いをまざまざと見せ付けてくれました。
以前、ビデオでマイケル・ブレッカーの演奏を見た時は、
はっきり言って、あまり大した事無いなと思っていたのですが、ライブは違いますね。
こんなに迫力のある演奏を出来るプレイヤーだと思いませんでした。
それでも兄弟どちらが良い?と聞かれたらまだ私は、「ランディー・ブレッカー」と答えますけどね。
ランディー・ブレッカーのトランペットは良かったですよ〜。
まだまだ知らない事だらけの私が言っても、あまり説得力は無いですけどね・・・。(^^;
あと、忘れちゃいけないのは、バックでドラムを叩いていた「Rodney Holemes」です。
彼のドラム、良かったです。
今回初めて知ったプレイヤーなんですが、誰か知っている方がいらしたら教えてください。

 
左は、マイケル・ブレッカー 右は、ランディー・ブレッカーです。

いやいや、長々と書いてしまいましたが、ホント楽しみました。
今回は、バイクで行ったんですが、会場にいる時間が結構あったので、
ビールを二缶飲めたってのが良かったですね。
やっぱり、ライブにはお酒が無きゃねぇ〜!
ちゃんと3時以降は飲んでないので帰る頃にはしっかり抜けていたのでご安心を。
飲酒運転はよくないですからね。
ついでを言えば、席でタバコも吸えたら最高だったんですけどね。
もし来年もチケットが手に入って余裕があれば行きたいですね。
このレビューを見た方も是非一度行ってみてください!

ちなみに、私が今回で一番印象に残っているプレイヤーは、
「Pedro Martinez」です。
彼のパーカッションはもう一度聴きたいなぁ。

駄文に最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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